メンズエステの仕事内容は?接客の流れや必要なテクニックなどを解説
風俗サービスなしで高収入を見込めるメンズエステの仕事は、近年多くの女性から人気を集めています。しかし、メンズエステで働いたことのない女性の多くは、「仕事内容って何するの?」「特別なテクニックが必要?」などの不安や疑問を抱いているのではないでしょうか。
当記事では、メンズエステの仕事内容をはじめ、風俗要素の有無や接客の流れについて詳しく解説します。また、メンズエステで働くメリット・デメリットについても触れるため、ぜひ仕事選びの参考にしてください。
メンズエステの仕事内容は、アロママッサージ・リンパマッサージなどの全身マッサージを通した、リラクゼーションサービスの提供です。
セラピストの女性は、男性のお客さんと会話をしながらマッサージを施し、お客さんに全身ケアと精神的なくつろぎを与えます。お客さんの心と体の疲れを癒すことが、メンズエステの目的です。
多くのメンズエステは通常の開業届のみを提出して営業しているため、風俗サービスは一切行われません。風俗としての届け出を行っていないメンズエステ店で性的な行為を行うことは、法律で固く禁じられています。
メンズエステを利用するお客さんの多くは癒しやドキドキ感を求めています。そのため、女性らしさを強調した服装や、マッサージ中の距離の近さなど、さまざまな要素で男性のお客さんを楽しませることはあります。しかし、性的サービスは提供しません。
また、完全な非風俗であるため、メンズエステでは女性がヌードになることも男性のお客さんから体を触られることもありません。お客さんの性器に触れることも禁止されています。
メンズエステのセラピストやお店が風俗サービス禁止のルールを破った場合は、営業停止などの罰則を受けることになります。また、お客さんがセラピストに対して風俗サービスを求めることも禁止です。
メンズエステの仕事に興味がある女性にとって、メンズエステ店の接客の流れを知っておくのはとても大切なことです。お店独自のルールが存在する場合があるものの、一般的な流れを把握しておくことで、スムーズに仕事を始められるでしょう。
ここでは、メンズエステの実際の仕事内容をイメージしやすいように、お客さんの来店のタイミングからマッサージの施術、片付けまでを詳しく説明します。
メンズエステでは、施術前に支払いとカウンセリングを行うことが一般的です。
店舗型のメンズエステの場合は、お客さんはお店の受付の男性スタッフに前払いをします。店舗型以外のメンズエステでは、施術を行うホテルやマンションの一室で、セラピスト女性がお金を受け取ります。お釣りが足りない場合には、スタッフに連絡しましょう。
カウンセリングでは、お客さんの名前や疲れの気になる部位、お店を知ったきっかけなどを確認します。また、お客さんに注意事項を読んでもらい、風俗サービス禁止などのルールを守ってもらうように促します。
支払いやカウンセリングが終わったら、お客さんをシャワーに案内します。シャワールームに置いてある脱衣カゴやボディスポンジ、マウスウォッシュなどの物品について、お客さんに伝えましょう。お客さんの上着を預かりハンガーにかけるなどの細やかな心づかいは、お客さんに喜ばれます。
なお、お客さんがシャワーを浴びている間に、マッサージに使うバスタオルやアロマオイルなどの用意をしておくと施術がスムーズになります。コース時間のカウントはシャワータイムから始まることにも注意してください。
シャワー後には性器の露出を防ぐため、お客さんに紙パンツを履いてもらいましょう。
お客さんがシャワーを終えた後は、コースの時間に合わせた時間配分を決めて、マッサージを始めます。例えば90分コースの場合は前後のシャワーの時間を除くと、マッサージタイムは実質60分ほどです。タイマーをチェックしながら、時間配分を意識しましょう。
マッサージは、背面、仰向け、横向きの順序で行うのが基本的な流れです。オイルやローションを手に塗りこみ、会話をしながらアロママッサージやリンパマッサージでお客さんの体を丁寧にほぐします。
背面のマッサージでは、脚から腰、そして上半身へ向かっていくようにほぐします。仰向けのマッサージは背面とは逆の手順で、首や肩からスタートし、脚の付け根に向かって施術しましょう。最後は横向きのマッサージを行い、鼠径部を中心にケアをします。
なお、お店によってマッサージの手順や内容は異なるため、詳細はお店に確認しましょう。
マッサージ終了後は、お客さんの体についたオイルをホットタオルなどで軽く拭き取り、もう一度シャワーへ案内します。マッサージを終えたばかりのお客さんの中には、心地よさからふらついてしまう人がいます。足元の注意を呼びかけるなどして気づかいながら、シャワーへ誘導しましょう。
お客さんがシャワールームで体を洗っている間に、セラピストは片付けをします。マッサージで使ったマットレスのオイルを拭き取ったり、使用したタオルをまとめたりします。セラピスト自身についたマッサージオイルの汚れも落としましょう。
メンズエステの主なサービスはマッサージです。そのため、メンズエステで仕事をするには、ある程度のレベルのマッサージ技術が必要です。また、オイルの種類やマッサージの方法など入店後に覚えるべき内容が多いため、経験者優遇のスタンスを取るお店もあります。
一方で、マッサージ未経験の状態からメンズエステの仕事を始める女性も多く、働きながらセラピストとしての本格的なテクニックを身につけることもできます。
マッサージのスキルに自信がない場合には、研修制度の整ったお店で働くことがおすすめです。セラピストの女性が質の高いマッサージを行えるように、研修に力を注ぐお店は多くあります。
ほかの業種と同じように、メンズエステの仕事にもよい面とそうでない面が存在します。メンズエステで働くメリット・デメリットを下記にまとめました。
メリット・魅力
メンズエステで働くと、風俗サービスは一切行わないにもかかわらず、高い収入を得ることができます。施術料金が一般的な美容マッサージよりも比較的高い、メンズエステならではのメリットです。
また、自分のペースで仕事ができる点も魅力的です。多くのメンズエステ店では自由出勤制が基本となっているため、仕事の掛け持ちやプライベートの充実など、自分にあった働き方が実現できます。
セラピストとしてのテクニックが身につくのも、美容に興味がある女性にとっては嬉しいポイントです。
デメリット・注意点
お客さんに満足してもらえるマッサージを行うためには、体力が必要です。メンズエステで1日に何人ものお客さんに施術をした場合には、かなりの体力を消耗します。
またメンズエステ店の中には、表向きは非風俗をうたっているにもかかわらず、法に反した性的なサービスを提供するお店があります。違法なメンズエステ店で働いてしまうことのないように注意しましょう。
マッサージや会話を通してお客さんにリラクゼーションを提供することが、メンズエステの仕事内容です。
性的サービスなしでお金を稼ぎたい女性や、自分のペースで働きたい女性にとって、メンズエステの仕事はメリットが大きいと言えます。しかし、体力が不可欠である点や違法店の存在には注意が必要です。
大阪では数少ない会員制メンズエステの「TAMANEGI(タマネギ)」は、メンズエステの仕事に興味のある女性におすすめのお店です。紳士的なお客さんの多い「TAMANEGI(タマネギ)」では、未経験の女性も安心して働くことができます。